調査2:どうして地震は起こるの?

  プレート境界(きょうかい)で
起きる地震(じしん)
 
アナウサギ博士
   
     

もっと詳(くわ)しく知(し)っておこう

日本(にほん)で起(お)こった地震(じしん)の震源分布(しんげんぶんぷ)

前へ

日本列島(れっとう)の東や南の海底(かいてい)には、深(ふか)い谷のような地形がある。そのうち深(ふか)いものを「海溝(かいこう)」、浅(あさ)いものを「トラフ」という。こうした地形は、海洋(かいよう)プレートが陸(りく)のプレートの下にしずみこんでできたんだ。そのスピードは、年間数cm~10cm程度(ていど)。長い年月をかけて陸(りく)のプレートのはしを引きずり込(こ)んでゆく。
その力が大きくなると、今度(こんど)はもとに戻(もど)そうとする力が働(はたら)いて、陸(りく)のプレートの先っぽがいきおいよくはね返(かえ)ってもとにもどる。こうした変化(へんか)でおこる地震(じしん)を「プレート境界地震(きょうかいじしん)」という。

次へ