調査3:日本に地震が多いのはなぜ?

  地球の内部はこうなっている!  
アナウサギ博士
   
     

図中の漢字の読み方

●地殻(ちかく)

●上部マントル(じょうぶまんとる)

●下部マントル(かぶまんとる)

●外核(がいかく)

●内核(ないかく)

地震(じしん)がおきる地球(ちきゅう)のなかはどうなっているのかな? 地球(ちきゅう)は半径約(はんけいやく)6,370kmの球(きゅう)に近い形をしており、表面(ひょうめん)から中心に向(む)かって「地殻(ちかく)」「マントル」「外核(がいかく)」「内核(ないかく)」と呼(よ)ばれる部分(ぶぶん)からなっているよ。「地殻(ちかく)」は陸(りく)の厚(あつ)いところでも60kmぐらい、海では5kmそこそこの薄(うす)い層(そう)。この下に厚(あつ)さ約(やく)2,900kmの「マントル」と呼(よ)ばれる岩石の層(そう)があり、さらにその下にはおもに金属(きんぞく)からできた「核(かく)」がある。このうち深(ふか)さ5,100kmまでは「外核(がいかく)」と呼(よ)ばれ、4,000℃をこえる高温(こうおん)で液状(えきじょう)になっている。ここより内側(うちがわ)は「内核(ないかく)」と呼(よ)ばれ、ものすごい高圧(こうあつ)のため、固体(こたい)になっていると考えられているんだ。

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