地球(ちきゅう)をおおうプレートとプレートの境界(きょうかい)では、プレート同士(どうし)がぶつかったり、すれちがったり、はなれたり、さまざまな動(うご)きをしている(東太平洋海膨(ひがしたいへいようかいぼう))。 たとえば太平洋(たいへいよう)では、アメリカ大陸(たいりく)の西にある海底山脈(かいていさんみゃく)にマントルの上昇部(じょうしょうぶ)があり、ここからプレートが生まれてきて、東西にわかれて移動(いどう)している。 このプレートは約(やく)2億年(おくねん)もの時間をかけて日本付近(ふきん)まで移動(いどう)し、ふたたび地中へしずみこんでいく。世界(せかい)で地震(じしん)が多いところは、こうした境界付近(きょうかいふきん)に集中(しゅうちゅう)しているんだ。